27チームが熱戦 月夜野町役場きょう出場｜男子実業団ホッケー｜
あかぎ国体のリハーサル大会を兼ねた第24回全日本男子実業団ホッケー選手権大会が20日、利根郡月夜野町の同町ホッケー会場で開幕した。
今大会には全国の実業団代表27チームが参加、本県からも地元の月夜野町役場が出場する。
午前9時から開会式が行われた。利根商ブラスバンド部の演奏する中、前年度優勝のマツダオート広島（広島）を先頭に入場行進。役所、新聞社、商社、銀行、研究所など実業団チームの顔ぶれは多彩だ。最後に県代表の月夜野町役場が、ひときわ高い町民、大会関係者の拍手を受けて行進した。
大橋富士夫・大会会長、清水一郎知事（山宮清夫・県国体事務局長代読）のあいさつに続いて西山保之助・月夜野町長が「歴史と景勝に恵まれた私たちの町で、精いっぱいのプレーを展開して下さい。そして来年もまた会いましょう」と歓迎のあいさつ。選手を代表し月夜野町役場・石坂和利主将が力強く宣誓した。
引き続き競技が開始され、この日は一回戦十試合が行われた。月夜野町役場は21日の二回戦第三試合（午後1時5分）に出場する。「自慢の施設です」
緑地公園の中につくられた二面のホッケー会場。「河川敷をここまで仕上げました。他の会場地も視察しましたが、決して見劣りしません」と町関係者が胸を張る自慢の施設だ。
人口1万1千人の同町だが、国体会場地の決定と同時に、ホッケー熱は高まり「競技に直接参加しなくても、大会を成功させなくては」と、リハーサル大会とは言え、約三千人の町民が大会に間接参加する熱狂ぶり。
開会式も予定通り進行し「この調子で本番まで一気に突っ走ります」と関係者は意気盛ん小学生チームに挑戦
ホッケー競技で恒例となっているのが、大会最終日に行われるエキシビジョン・マッチ。
月夜野大会では、町長、助役、議員の混成チームが、小学生チームに”挑戦”するとかで今から話題を呼んでいる。
会場地決定とともに、同町にはちびっ子チームなどが結成され、練習を積んでいるが、混成チームは全員が「スティックを持つのも初めて」。
キャプテン格の西山町長も「柔道の心得はありますが、まさか実際にホッケーをやるとは…」と当惑気味。しかし「やるからには、小学生相手でも勝ちたい」と負けん気なところを見せていた。原研大洗 ６ ４－１ ２ 仁田町役場
２－１三菱化成板出 ５ １－１ ２ 伊吹町役場
４－１岩手町役場 ４ ２－１ ２ 朝日新聞
２－１白根町役場 ４ ４－２ ３ 三菱商事
０－１今市市役所 ６ ２－０ ０ 三菱化成水島
４－０新日鉄室蘭 ５ ３－０ １ 富士通
２－１巻町役場 ３ ０－１ １ 丸紅
３－０原研東海 ４ ０－０ ０ 三菱化成本社
４－０三井銀行 ６ ２－１ １ 藤野金属
４－０三菱化成研究所６ ４－０ ０ 鈴鹿市役所
上毛新聞 昭和57年(1982年)8月21日
２－０
